労災保険とは、業務災害(仕事中のケガ)及び通勤災害(通勤途上のケガ)について必要な保険給付を行い、あわせて被災労働者の社会復帰、労働者の安全・衛生の確保、保護の充実など労働者の福祉増進に寄与することを目的としています。

労災給付は・・・
労働者が業務上の事由または通勤によって負傷したり、病気に見舞われたり、あるいは不幸にも死亡された場合に被災労働者や遺族の方に必要な給付を行います。
仕事で負傷、ケガしたとき | 療養(補償)給付(治療費が無料になります。) 休業(補償)給付 (お給料の8割「特別支給金含」が支給されます。) |
負傷ケガが治ったとき 障害が残った場合 |
障害(補償)給付 (1級〜7級年金、8級〜14級一時金が支給されます) |
死亡したとき | 遺族(補償)給付 (遺族年金が153日〜245日分支給されます。) |
注意!労災保険は、1人でも人を雇っていれば強制加入です!

労災事故が起きたとき
労災保険に加入していないと・・・
大変なことになります!!
・事業主が故意又は重大な過失により労災保険の加入手続きをしていない期間中に、労働災害が生じた場合は・・・
・国は、取りあえず被災労働者に労災保険の給付を行います。
・事業主は、労災給付に要した費用に相当する金額の全部又は一部を国から徴収されます。
・さらに、未手続期間中の保険料を2年間遡って徴収されるほか、保険料の10%を追徴金として徴収されます。